感情を使っていませんか?【子供がお片づけしなくてイライラ!】

こんにちは。

子供のお片づけカウンセリング&整理収納アドバイザーのふみです。

今回は長い記事なので前置きなしでスタートします。


いつまでもゲームをしている子供に

「ずっとゲームしてるじゃない、
そろそろ勉強しなさい」

とか、

もうすぐ夕食の時間なのに
おもちゃの片づけをはじめない子供に

「ごはんだから、早く片付けなさい」

とか…。

みなさん、お子さんに声をかけたことが
あると思います。

毎日忙しくしていると、
やるべきことを早くやって欲しい気持ちになりますよね。

ごくごく普通のご家庭の日常だと思います。
ちなみに私の親は片付けできない人でしたが
「アンタの部屋汚い、片付けしなさい」も
「マンガばっかり描いてないで勉強しなさい」も
両方言われてました(笑)
そんな風に声をかけたとき、
子供から

「今からやろうと思ってたのに!」

と、言い返されたことはありませんか?
さらに

「も~言われたからやる気なくした~」

と主張してくる場合もありますよね。
(ある意味しっかりしてますね!)
ここで、お母さんが

「あ、そうだったの?
ごめんね~。
今からやろうとしてたことに、気づかなかったわ。
ごはんが遅くなるとお母さんも困るから、よろしくね」

…と、にっこり優しく笑って
返せれば良いですが、
なかなかそうは行きません。
「そんなこと言って、全然やる気ないじゃない」

とか、

「いつもゲームしてるでしょ。
昨日だって宿題するの忘れたじゃない」

とか、

「屁理屈こねないの!」

とか。
そしてお互いの機嫌が悪ければ
泥沼にはまっていきます(^^;
何故、お母さんたちが
素直に「ごめんね~」といえないのか。
お子さんから言葉が返ってきたときに
イライラっとする理由、考えたことはありますか?

それはもしかしたら、
お母さんが、
「怒りという感情を使っている」
のかもしれませんよ~。

昔々…
といってもそんなに昔じゃないですが。

心理学者で、アドラーさんという先生がいました。

最近、教育系の書籍で名前を見かけることがあると思います。

テレビや講演でご活躍中の尾木ママも、
アドラー心理学がベースかな?
ざっくり言うとありのままの子供を認める、って感じですね。

心理学者でもいろんな方がいて、フロイトさんみたいに
「人間はだめだ…」みたいな性悪説っぽい考えの方もいます。

アドラーさんは逆で、、
「人間って自分でよりよくなろうとする気持ちがあるよね♪
人間って努力次第で変われるんだよ~!イイネ!」

みたいな性善説よりの考えの先生。

「人間は感情を使っている」と言いました。
「え~…でも感情なんてコントロールできない。
イライラしちゃうわ!」

と思った方。
ちょっと想像してみてください。
今日は家族で百貨店に来ました。
家族みんなの服を新調するためです。

普段は動きやすいようにパンツスタイルだけど
今日はスカートをはきました。
メイクも気合をいれました。
ランチは外食。用意をしなくて良いからうれしいな~。
ところがおもちゃ売り場で
「これが欲しい~あれが欲しい~」と
駄々をこね始める子供…。

最初はおだやか~になだめていたけれど、
子供も負けてはいません。

泣きます、泣きます、泣き叫びます。

諭すお母さん。

駄々をこね続ける子供。

おっと、子供が床に寝そべった!
手足をバタバタさせている!
お母さん、堪忍袋の尾が切れましたーーー!!

戦いのゴングなりましたーーー!!

お母さん、怒る!
お母さん、怒る!

お父さんはひるんでいる!

お母さんは怒る!

子どもは床を転がり始めた!

しかしお母さんは動じない!

さらに怒る!

子どもは泣き止まないーー!!
と、このタイミングで。

 

小学校の担任の先生が偶然通りかかりました。

 

先生も家族連れです。

お母さんと先生の目が合いました。

 

お母さんは、どうすると思いますか?

 

 

「先生、こんにちは~」
と、にっこり笑って挨拶するんじゃないでしょうか?

 

ちょっと気まずいですが(笑)
怒りモードのまま、

「ああぁん!?こっちは忙しいねん!
何か話あるの?後にしてくれる!?
っていうかタイミング悪いよね!」

…なんて、担任の先生には言いませんよね。

これが「感情を使う」です。
「感情に支配される」なんて言いますが、
このお母さんは、実は感情に
支配されていたわけではありません。

上のような状況だと、お母さんは
怒りという感情を使うことによって
子供を自分の思い通りに動かしたかったんです。

ここで冒頭の話に戻しますね。

・おもちゃの片づけをしない
・ゲームばかりして勉強をしない

子供から「今からしようと思っててん!」と
言い返されてイラっとする…
言い合いの喧嘩に発展する…

そんなときも
「感情を使っている」可能性があります。
「子供は親の言うことを聞くべき」
「やるべきことを済ませてから、遊ぶべき」
「部屋はきれいに整えておくべき」
こういう「○○べき」があると、
親は子供より強くあろうとして
怒りを使います。

親の価値観に従わせたいんですね。

「今からしようと思っていたのに!」と言われると
心のどこかで、
「あれ?自分が悪かったかも?」となりますね。

でも、
「親が絶対、子供に謝るのはかっこ悪い」
とか、

上と同じように
「子どもは親のいうことを聞くべき」という考えがあると
親が自分の正当性を主張しようとするため
「ごめんね」の一言が言えなかったりします。

こういう価値観は、「潜在意識」という
普段は自分でも自覚できないところに
あったりします。

お母さん自身が、
どのような家庭で育ったのかでも
価値観が変わります。

お母さんの親が
「親の言うことは絶対だ!」という考えで、
そういう家庭で育てられると…
お母さんもそうなってしまうことは多々あります。

(小さい頃そういう家が嫌だと思っていても、
大人になって同じような考えになってしまう
ことは普通ですので、あまり心配しないでくださいね)

子供が自分の言うことを聞かなくて
イライラした時は

ちょっと立ち止まって自分を見てみましょう。

どこかに「○○するべき!」という考えが
ありませんか?
自分のことが少しわかると、
その後の行動や声のかけ方を変えていくことができます。

最初は上手くいきませんが、
意識していると少しずつ
できるようになってきます。
私も、夫に対しては怒りを
使っていることがありますし
渦中は全く自分を俯瞰できません(笑)

でも後から
「自分はこういうことを望んでいたのかも~」と
振り返ることができます。
私も修行中です。

一緒にがんばりましょう~~。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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