子どもの生きる力と
家族の助け愛を育む
モノとココロのお片づけ専門家
藤井ふみ子です。
片づけの情報を見ていると、
「一気に捨てる」
「30日で終わらせる」
「全部出して判断する」
そんな言葉をよく見かけます。
確かに、勢いがあると
一気にモノは減ります。
でも実際の現場では、
・あとでまた同じモノを買う
・しばらくしてリバウンドする
・別の場所が気になり始める
そんなことが、よく起きます。
なぜかというと、
人の気持ちは、
モノの数ほど速く
整理できないからです。
モノは一日で動かせても、
気持ちは一日では整理できない。
ここにズレがあると、
片づけは続きません。
急いで捨てるとき、
実は多くの場合、
決断ではなく「勢い」で進んでいます。
「もういいや」
「とりあえず手放そう」
「早く終わらせたい」
こういう状態のときは、
本当の意味で整理が
終わっていないことも多いのです。
だから、
あとから少しだけ
違和感が残ります。
「本当にこれでよかったのかな」
その小さな違和感が、
買い直しや
別のモノの増加や
リバウンドにつながることもあります。
ただし、
勢いで捨てても
大丈夫な場合もあります。
それは、
すでに心の中では
決着がついているのに、
アクションだけを
先延ばしにしていた場合。
「もう使わない」
「役割は終わっている」
そう分かっているのに、
なんとなく動かしていなかったモノ。
そういうモノは、
勢いに乗って進めてしまって
大丈夫です。
むしろ、
気持ちと行動が揃って
スッと前に進みます。
片づけで大切なのは、
急ぐかどうかではなく、
気持ちと行動が
揃っているかどうか。
少し見て、
少し考えて、
また戻ってくる。
その往復の中で、
「もう大丈夫」
という静かな感覚が生まれます。
その状態で手放したモノは、
あとから戻ってくることが
ほとんどありません。
片づけは、
スピードよりも整合。
自分の気持ちと、
暮らしと、
モノとの関係が
ちゃんと揃ったとき、
空間は自然に整っていきます。
藤井ふみ子
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一度、立ち止まって
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