お越しくださりありがとうございます。幸せ家族空間コンサルタントの藤井ふみ子です。
長女が3語文をしゃべるようになりました。2語文の時よりも格段にコミュニケーションが取りやすい~!言葉を理解する力もアップしたので、「お椅子で牛乳飲もうね」と伝えれば「ハイ」と言って椅子まで歩いてくれます。子育てが楽になったと感じます♪
長女に手がかからなくなった分、長男と関われる時間が増えるので嬉しい限りです。
さて、今日のトピックにまいりましょう!
子どもに指示を出すときのポイントは2つあります
- 行動を分解する
- 具体的な言葉を使う
「何回いっても子どもが動いてくれない~!」というようなときは、この2つに気を付けることで、あなたの気持ちが子どもに届くようになります。
子育てのヒントになると思いますので、お子さんのことを想像しながら、読んでみてくださいね。
幼稚園の準備を自分でする
長男と関わる時間が増えてきたので、わが家では2学期から幼稚園の登園準備を親子で頑張っています!長男も年中、1年半後には小学校入学です。小学生になったら生活に「宿題」が加わるので、幼稚園のうちに『身の回りのことを自分でする習慣』をつけたいと思っています。
でも、これがなかなか難しいんですよね~。
長男は外では優等生タイプなので幼稚園ではやっていると思うのですが(笑)、 家ではのんびりマイペースな長男・・・。前日や朝に「幼稚園のリュックを用意してね」と伝えても、なかなか動いてくれません。
そんなとき、わが家では『行動を分解して指示する』という工夫をしています。
行動を分解して指示することで、いやいやしていた子どもが気持ちを切り替えてスッと動いてくれることが多いんですよ~!
行動を分解するとは?
私たち親は「幼稚園のリュックを用意する」を1つの行動だと思っていますが、
実は小さな行動の積み重ねによって「幼稚園のリュックを用意」しています。こんな感じです↓↓
- リュックを定位置から取ってくる
- リュックを床に置く
- チャックを開ける
- 給食袋を入れる
- タオルを入れる
- 連絡ノートを入れる
- チャックを閉める
- 最後、玄関にもっていく
上記のように「幼稚園のリュックを準備する」という行動を分解することで「何ができていないのか」もわかるし 「次に何をすればいいのか」もわかるようになります。
行動を分解することのメリット
行動を分解することで、メリットが2つあります。
それは子どもの心理的ハードルを下げられることと、具体的に言葉で表すことができることです。
幼稚園のリュックは毎日持っていくものです。当然子どもは中身を毎日見ています。だからこそ、親は「子どももできるだろう」と思いがちですが、「幼稚園のリュックを用意する」は子どもにとっては難しい課題。初めてやることならなおさらです。
子どもが難しいと感じるような「コト」をできるだけ細分化すると、子どもも「できそう!簡単!」と感じます。ファスナーを開けるだけ、タオルを入れるだけ、ならとっても簡単なことですよね。
子どもが「できそう!簡単!」と感じれば、取りかかりが早くなります。また、1つ1つの行動に対して褒めることができるのも大きなメリット。褒める回数が増えることで、子どものやる気もアップします♪
正直なところ、ずっと子どもの行動を見ていないといけないので面倒くさいのですが(笑)、叱ったりなだめたりするよりも圧倒的に速く準備が完了します。
行動を分解して細分化させることで、指示も具体的に細かくできるので、子どもにも伝わりやすいです。
子どもの成長に合わせて
子どもも1回目より2回目の方が、2回目より3回目の方がずっと楽にできるようになります。わが家の登園準備も、9月の頃よりはスムーズに進むようになりました。
「できる!」を重ねて長男にも自信がついたのかもしれません。
この「行動を分解する」は子育てのいろんなシーンで使えますよ。
- お片づけ
- 着替え
- 宿題
- 習い事
など。 新しい習慣を同時に身につけようとすると大変なので、1つ身に付いたら次の習慣…と勧めると良いと思います。
「子どもに指示を出してるけど、なかなか動いてくれない~~!」とお悩みの方は、今日お伝えした「行動を分解する」を試してみてくださいね。
きっと、子どもにも自信がつくし、親から見ても子どもと衝突したり叱ったりすることが減るので、子育てにも自信がつくとおもいます!