AI時代だからこそ「自分で考える力」を

こんにちは。

モノとココロのお片づけ専門家
藤井ふみ子です。

小学6年生になった長男が
最近、将来の仕事について
考えることが増えてきました。

幼稚園の頃にも、
「大きくなったら○○になりたい!」
みたいな話はしていましたが、
6年生になると
同じ「将来の仕事」でも
考え方がずいぶん違います。

  • 自分が好きなことや得意なこと。
  • その仕事では何をするのか。
  • どうしたらその仕事に就けるのか。
  • どんな働き方をしたいのか。


幼稚園の頃よりも、
いろいろな角度から
「自分の将来」を考えるように
なってきたんだなぁと、
成長を感じています。

そんな長男を見ながら、

「この子が社会に出るまでに、
 どんな力を身につけておいたら
 いいんだろう?」

と考えることがあります。


以前は
「社会人に必要な力」といえば、
長年、コミュニケーション力が
圧倒的に重視されてきました。


もちろん、今でも
コミュニケーション力は大切です。


でも、社会が変わるにつれて
求められる力も変わってきています。

今は、

問題を発見し、解決する力。

計画して実行する力。

優先順位を決める力。

情報を分析して考える力。

変化に対応しながら学び続ける力。

そんな力も、これからの社会で
必要な力として
挙げられるようになっています。

そして、
今の子どもたちが社会に出る頃には
AIを使うことも、今以上に
当たり前になっているはずです。


これまでは、
「指示されたことを
 正確に理解して
 きちんと遂行する」

という力も、
仕事をするうえで
とても大切でした。

もちろん、これからも
必要な力ではあります。


でも、

決められた手順どおりに作業する。

大量の情報を処理する。

指示されたことを正確にこなす。


こうした仕事は、
これからますますAIや機械が
担ってくれるようになります。


だからこそ、
人間に求められるのは
「言われたことを正しくやる力」
だけではなく、
「そもそも何をするべきなのかを考える力」
になっていきます。


「どうすればいい?」
という方法については、
AIがかなり助けてくれる。


でも、その前にある、

「私は何をしたい?」
「今、何が問題?」
「何を優先したい?」

を決めるのは、人間側です。


そもそも問題に気づかなければ、
AIに質問することもできません。


自分が何を目指しているのかが
分からなければ、
どんな答えが必要なのかも
決められません。


そして、AIが出してくれた答えも、
「本当にこれでいい?」
「自分の場合にも当てはまる?」
と考えて選ぶ必要があります。


だからこそ
AIが便利になればなるほど、
「自分を知る力」と
「自分で考える力」は
ますます大切になります。


そして、
ここまで考えてみると
実はこれらの力を育てる
身近な機会が
毎日の暮らしの中にあります。


それが「片づけ」です。


片づけで
まず最初に必要になるのは
「自分を知ること」。


何が好き?

何を大切にしたい?

どんなことをしている時間が楽しい?

どんな部屋なら心地いい?

これからどんな暮らしをしたい?

自分のことが分かってくると、
次に、自分にとっての優先順位を
決められるようになります。

全部のおもちゃを
一番取りやすい場所に
置くことはできません。


収納できる場所にも限りがあります。


だから、

「これはよく遊ぶから、取りやすいところ」
「これは大切だから残しておきたい」
「今はもう遊んでいないから、手放してもいい」

と、自分で選ぶ必要があります。


これは単に、
「いる・いらない」
を決める練習ではありません。


自分は何を大切にするのかを考え、
限られた中で優先順位をつける経験です。


そして、
実際に暮らしてみると
当然うまくいかないことも
出てきます。


たとえば、
ランドセルを置く場所を決めたのに
毎日床に置きっぱなしになる。

そんなとき、
「ちゃんと片づけなさい!」
「次から気をつけようね」
だけで終わらせるのではなく、
「なんでここに戻せないんだろう?」
と考えてみる。


置き場所が遠い?

扉を開けるのが面倒?

帰ってきて最初に
行く場所と合っていない?


問題を見つけて、
原因を考えて、
「じゃあ、ここに置いたらどうかな?」
と試してみる。


うまくいかなければ、また考える。


問題を発見する。
考える。
試す。
振り返る。
修正する。


これも、これから
社会に出ていく子どもたちに
必要になる力です。


目標を設定して計画し、
実行し、進捗を確認して
必要に応じて調整する力。


情報を判断・評価して、
問題を解決する力。


こうした力は、
今の社会でも重要なスキルとして
挙げられています。


こうして考えてみると、
子どもの片づけって、
「使ったモノを元の場所に
 戻せるようになること」
だけがゴールではないんですよね。


自分を知る。

自分にとって大切なものを選ぶ。

優先順位を決める。

問題を見つける。

自分で考える。

やってみる。

うまくいかなければ、やり方を変える。


この一連の経験を、
毎日の暮らしの中で
何度も繰り返すことができます。


お片づけが課題になっている
家庭は多いです。


そこで

「これはいらないでしょ」
「これはここに入れなさい」
「こうやって片づけたらいいよ」

と、大人が
全部答えを出してしまえば、
部屋は早くきれいに
なるかもしれません。


でも、それでは
子ども自身が考える機会は
減ってしまいます。


社会に出たとき、
誰かが毎回

「あなたはこれを大切にしなさい」
「今の問題はこれです」
「次はこれをしてください」

と、答えを教えてくれる
わけではありません。


AIがどれだけ進化しても、
「自分はどうしたいのか」
「何をするべきなのか」を
決めるところまでは
人間の仕事です。


だからこそ
子どもの頃から、

自分を知って、

自分で考えて、

自分で選んで、

自分で決める経験を積んでほしい。


片づけは、その練習を
毎日の暮らしの中でできる
とても身近な教材です。


「散らかしたモノを元に戻す」
だけで終わらせるのは
もったいない。


ぜひ、お子さんが
考えるところまで含めて、
毎日の暮らしの中で
「お片づけ育」を
してみてくださいね。


藤井ふみ子


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藤井ふみ子
〜焦りやイライラが愛と承認へ〜 孤独ないたちごっこのお片づけを脱して“家族も動いてくれる”空間を作るお片づけをお伝えしています。

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