整理のこと

お片づけには「美学」が必要

幸せ家族空間コンサルタントの藤井ふみ子です。

お片づけが苦手な方、子どもに教えたいけど困っている方、お家を整えることで幸せを掴みたい方へお片づけをお伝えしています。

クリスマスも終わり、新年を迎えるための準備もラストスパート!
みなさんの2019年はどんな年でしたか?

今日お伝えするお片づけのテーマは「美学」です!

「美学」がある人は片づけられる

「お片づけで美学?」と思われたかもしれません。普段は使わないし、そう見かけることのない言葉かと思います。(上の画像はイメージですよ~笑)

でも、お片づけで「美学」は大事です。

私がお伝えしたいのは、部屋のインテリアやテイストではなく、大きく「生き方」としての「美学」です。

「自分はこうありたい、こう生きたい」というものを自分のなかに持っている人は、自分とって必要なモノがわかるので、自分に必要なモノだけを持ち、必要のないものは手放し、お片づけに迷うことがないのです。お片づけに悩むことなく、シンプルに生きられるコツは「美学」を持つこと。

「美学」がないと迷いが増える

11月12月はたくさんの方の相談を受けましたが、やはり一番多かったのは「モノが捨てられない」でした。使っていないモノなのに、捨てることに踏み切れない人が多いんですね。

使っていないなら自分にとっては不要なモノ。

それなのに、どうして「捨てるというという行動」ができないかというと・・・「自分はこう生きたい!」がぼんやりしているからです。

所有するモノには所有者の価値観や想いが反映されるので、「自分の人生はこうありたい!」がないと、不必要なものまで抱え込んでしまいます。使える状態のモノならなおさら、捨てにくいですよね。どこかの誰かにとっては必要なモノであり、使えて、役に立つモノですから・・・(でもあなたの役には立たないのですよ~!残念ながら!)

未来は「自分の選択」で作られる

お片づけで重要な「整理」は「要るもの、要らないモノを分ける」という作業です。

ですが、その整理の時に「いつか使うかもしれない」という理由で手を止めてしまうこと、ありませんか?

この「いつか使うかもしれない」は本当によく聞くお悩みなので、ここで例に挙げたいと思います。

あなたが選んでいる

「いつか使うかもしれない」と迷うモノを手にしたとき、あなたには「保管する」「手放す」という2つの選択肢があります。 「いつか使うかもしれないモノを保管する」はお片づけにおいてはあまり好ましいことではないですが、どちらを選ぶかは、あなたの自由。


でも、「保管する」という選択を重ねた10年後、20年後、30年後・・・

「いつか使うかもしれないモノ」に囲まれ、埋もれているあなたができあがります。(そしてそのまま40年後を迎える…?!)


未来は自分の選択と行動によって作られます


「いつか使うかもしれないから置いておこう」と考え、不要なモノを手元に置いておくという行動をしている方は「いつか使うかもしれないモノを所有する」という「美学」を持っているということですね!

この場合の「美学」という表現はちょっと不似合いですが、その人の生き方であることには変わりありません。

あなたは、どんな美学を持っていますか?

あなたの「美学」を見つけましょう

行動の裏には必ずその人の生き方があります。

  • モノが捨てられない
  • お片づけしてもすぐリバウンドする
  • 片づける時間がない(=片づけの優先順位が低く時間を作らない)

こういった悩みを長い間抱えている方は、あなたの「美学」を見つけることがお片づけのスタート地点です。

「美学」という表現でなくても目標、ゴール、ライフスタイル、生きがい・・あなたの「選択の軸」になるものを是非見つけてください。お片づけ界には色んなフレーズがありますが、要は「自分がありたい姿」に向かって、それを実現するための選択と行動ができるかどうかです。(と、私は考えています)

  • かっこよく生きたい
  • 幸せに生きたい
  • 誇れるような人生を歩みたい

こういった願いはみんな持っていますよね。
「願い」と「いま選択している行動」が一致している状態はとても気持ちのいい状態です。その状態を積み重ねることができると、片づけが「面倒なもの」ではなく、幸せを創造するという「クリエイティブ」なものにかわります。

特に、片づけても片づけてもなぜか腑に落ちない、維持できない、頑張ってもリバウンドする…そんな方は、 自分が意識している「こうありたい、こう生きたい」が本当の自分からズレている可能性もあります。自分軸がなければお片づけはできないし、できたように見てもリバウンドしてしまいますので、 再確認してみてくださいね。


ちなみに、私のお片づけの美学は「暮らしやすさと幸せの創造」です。だから私だけが頑張って、家族をおもてなしするような部屋作りは目指していません。わが家のお片づけリーダーは私ですが、家族みんなが自分のモノを管理し、関り、作り上げるというスタンスを大事にしたいと思っています。(だから見た目の優先順位はとっても低い~!)

10人いれば10通りの美学があります。

誰に何を言われようとあなたが「これが良い!」と思ったものがあなたの「美学」です。

単なるモノの管理だけではなく、人生そのものの指針にもなります。

片づけてくれない子どもやパートナーに対して、どんな対応をするのか…。そんな普段ならイラっとする場面でも、「こういう自分でいたい、家族に接したい」という美学があれば、その瞬間の自分の行動が変わります。

年末年始、家族と一緒に過ごす時間がながくなるこの時期だからこそ、 ゆっくり考えてみてくださいね。

自分と家族のためにお片づけを頑張っている人を応援しています!

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