お片づけマインドセット

あまり知られていないお片づけの分かれ道

こんばんは。

子どもの「生きる力」と
家族の助け愛を育む
モノとココロのお片づけ専門家

藤井ふみ子です。


昨日はお片づけの
個人セッションでした。


お仕事復帰前の3児のママさん。


家族が過ごすリビングを
きれいに保ちたい。


そして、
0歳の赤ちゃんがいるから
安全面を最優先にしてお家の環境を
作らなければ!


そんな思いで、
リビングで使わくなったモノを
少しずつ、ある一室に
移していたそうです。


それは一番上のお子さんの
勉強部屋。


ですが片付ける時間が取れないまま
モノが蓄積してしまって、

「どこから手をつけたら
いいのかわからない」

という状態になって
しまったそうなんです。


赤ちゃんのお世話もしながら、
毎日いくら時間があっても
足りないようなスケジュールの中で


「安心してリビングで過ごせるように
まずはできることをしよう」

という想いをもって
片付けていたら、
そうなってしまうのも
無理ありません。


そしていま、
お子さんの学習環境と
ご自身の職場復帰のために、
“家族の片づけ”に
とりまれている真っ最中です。


「自分も家族も片付けやすくて
心地よく過ごせるお家にしたい」

という気持ちを
どのような状況でも
諦めずに持たれている姿に
感銘を受けます。


お片づけのお悩みって、
「モノの配置がわからない」という
ノウハウで解決できるものもあるし、
「家族が片付けてくれない」という
ものもあります。


実際には
私のクライアントさんは
後者の方が多いです。


2020年から続けている
幸せ家族空間プログラムの
受講生さんからは

「家族が変わった!」

「こんなことを言ってもらえて
びっくりした!」

という変化の声を
いただいているので、
またご紹介したいと
思うのですが、

私がこの仕事を続けるうちに
気づいたことがあるんです。


あなたは、
片づいた部屋を手に入れたら、
どんな未来が訪れると
感じているでしょうか?


片付けてキレイになったお部屋で
家族と仲良く暮らしている。


片付くことで不満や不安がなくなって
毎日笑顔で過ごすことができる。


そんな期待をお持ちだと
思うんです。


ですが、私がこの
『片づけ』という分野で
仕事をし始めてから
早々に気づいてしまったのが、、、


「片づいた部屋は
人生の幸せにダイレクトに
つながるものではない」


ということです。


時々いらっしゃるんです。


プロ顔負けに
お片づけ上手な方。


でも、家族が非協力的で
きれいな部屋も自分一人で
頑張らないとキープできない。


家族が家にいればいるほど
モノは使われ定位置から動きます。


自分一人が家にいて
自分が使ったモノを片付ける
だけなら楽だけれど、
家族が片付けてくれない場合は
家族分だけ負担が増えます。


つまり、
家族が家にいればいるほど
不満を抱えて毎日イライラ・・・。


そして、
メルマガという半分クローズドの
場なのでぶっちゃけてしまいますが、
実はお片づけのプロでも
「家族が片付けてくれない!」問題は
多発しています。


お片づけのプロが集まると、
仕事や子育ての話もしますが、
思うように片づけてくれない家族への
不満や愚痴がでたりします。


きっとブログやメルマガでは
絶対に外に出さないような
話が噴出します(笑)


私自身も、かつては
「部屋がキレイだけど
片づけストレスあり!」
という悩みをかかえていました。


そしてある日、
子育てや家のことのストレスが重なって
「不安障害」という診断を
されることになったのですが、

その経験から、考え方や
物事の捉え方を変えることに
なりました。


自分の心の健康と
ともに家で過ごす家族のために、
「変えざるを得なかった」
という表現が適切かもしれません。


片づけにおいて、
本当に大切なことは何か?


それは
「何のために片付けるのか?」を
イメージしておくことです。


そして心の深い部分に置いておく。


「自分の内側が現実を作っている」
と言っても過言ではないです。


そして、家族は
「何のために?」という
私たちの気持ちや熱意を、
知らなかったりします。


なぜなら、「片づけ」に対する
意識が全く違うから・・(^^;


そして、言葉で伝えることを
私たちがしないからです。


周りにいるお片づけのプロで
私のように精神疾患を患ったことを
オープンにされている方は稀ですが、

SNSで「自分らしく生活」という
雰囲気を出していたり、
「ていねいな暮らし」と発信しつつ
いつの間にか離婚や別居を
されている人もいますから、

「片づいた超キレイな部屋」
がそのままイコール「順風満帆」では
なんだなぁと感じることも
しばしばあります。


お部屋が散らかっているより
きれいな方が良いのは確かですが、
「家」という生活の場を
メンテナンスすることに対しての
自分と家族の意識の違い。


それが家族との関係性を
悪化させることにつながることも
あるようなんですね。


プロでも、プロではない主婦でも、
私たちは「片づけ」を自分に
課せられた役目だと思っています。

ですが、残念ながら
家族はそうではありません。


あなたは、
お片づけに対して興味があって、
きっと家族への愛情や責任感も
お持ちだと思うのですが、
どちらの未来を望むでしょうか?


あなたが取り組んでいる、
もしくはこれから
取り組もうとしているお片づけ。


その道は、

「家族が片付けてくれる!」

「家族も私もハッピー!」

という一本道ではなく、
実は分かれ道になっています。


収納理論を使えば
モノの定位置が適切になり、
「使って戻す」が簡単になります。


片付けしやすくなれば
掃除もスムーズになるので
お家をきれいに保ちやすくなります。


ここまでは一緒ですが、
その先がわかれるわけです。


一方は
「お家がストレス源になる」
という未来につながる道。

そしてもう一方は
「自然体で家族と暮らしを楽める」
という未来につながる道です。


あなたは、どちらを望むでしょうか?


次回は、
この違いが生まれる理由や
片づけと心の関係性について
お伝えしますね。

またメールします!

今日も1日お疲れさまでした。

明日もまた頑張りましょう🎵


藤井ふみ子

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