コミュニケーション

『ネガティブ・ケイパビリティ』の罠

こんばんは。
藤井ふみ子です。

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昨日、
知り合いが主宰するコミュニティで
“ビリーフ“についての
勉強会がありました。

めっちゃ楽しかったです〜!

人は生まれ育った環境、
過去の経験からそれぞれ固有の

「~すべき」
「~しなければならない」

という考え方(ルール)を
もっています。

そして、
そのルールが侵略された時に
何らかの感情が生まれて、
行動につながるんですね。


私はあまり普段怒りません。


でも、1年くらい前の
ある出来事はよく覚えています。


スーパーのレジで、
いちごの上に大根を置かれたんです!


私はいちごが大好物です。

毎年春になると幸せです。

「どれがたくさん入ってるかな〜」
とか
「どれが新鮮かな〜」
とか。

色々考えて選び抜いた
1パックのいちご。

大根なんて置いたら
潰れるじゃない!?

「忙しくても
商品は丁寧に扱うべき」

「新人であっても、
買い物経験がある人なら
考えるべき」

というビリーフがあるために
他の人が怒らない場面でも
怒ってしまうわけです。

(あ、スーパーにクレームを
入れたりはしてません。
黙ってお店を出ました…
でも言えばよかったと後悔しました)


最近怒りを感じた
出来事があったので、
昨日はそのことも扱いながら
自分のビリーフを探してみるという
時間をとりました。

自分のビリーフと
他者のビリーフが異なる時、
対立やすれ違いが起こります。


あなたは、そのようなとき、
どのように対応しますか?


コミュニケーションの世界では、
そういう時に「有効ですよ」と
されている考え方があるんです。


『ダイバーシティ』

『ネガティブ・ケイパビリティ』
です。


『ダイバーシティ』は
自分とは違う価値観を尊重したり、
違う世界を知ろうという考え方です。


『ネガティブ・ケイパビリティ』は
事実や理由を性急に求めず、
不確実さや不思議さ、
懐疑の中にいられる能力を
意味します。


効率や迅速さを求める現代では、
物ごとには答えがあって
その答えにスピーディに辿り着く人が
「優れた人」と評価されることが
多いですが、

あなたもご存知のように
小学校の算数のように
全てのものに答えが
存在するわけではありません。


特に心のことはそうですね。


ですから、
全てのことに急がず何もせず、
明確な答えがない状態に
耐える能力も重要だと
見直されています。


『ネガティブ・ケイパビリティ』

これができると、
人との関係性の問題が
解決できると言われています。

・・・

・・・

が、

実はこれはとても難しいんです!


なぜなら、
人の本能に反するからです。


人は安定している状態を好みます。


なので、答えを出さないという
不安定な状態は極力回避したい。


自分が納得できる
何らかの答えを出して
安定した状態に変えようという
欲求があります。


『ネガティブ・ケイパビリティ』
を意識的にがんばろうとしても、
無意識では
「答えを出したい」
「結論づけたい」
となってしまうんです。


あなたも、振り返ると
思い当たるご経験が
あるのではないでしょうか?


そして、いまここで、
日々誰かと関わりながら
生きている私たちには
選択肢があります。


ひとつは、
意志の力と気合で
未完了に耐えて
他者と関われるように
マインドを鍛えること。


そして、もうひとつは
『未完了のものは完了させたい』
という心の仕組みを活用して
自分のコミュニケーションを
変えていくことです。


人がみんなもっている
本能に逆らうのではなく、
それを利用する方法。


自然な心の動きを活用して
コミュニケーションに
組み込めたらいいと思いませんか?


相手の「完了させたい」を
活用するんです。


もし、あなたが
相手に迎合することなく
自分の考え方を大事にしながら
会話ができたらどうでしょうか?


子育てや仕事の
「行動してもらわないと困る」
という場面で相手が自分から
動いてくれるようになったら、
どれだけストレスが
軽くなるでしょうか?


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『ヒプノナッジ会話術』は
理想論や意志の力でなんとかしよう!
というものではなく、

言葉の魔術師と言われた
アメリカの心理療法家
ミルトン・エリクソンが使っていた
言葉の選び方と並べ方をベースにした
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講座で
あなたにお会いできることを
楽しみにしています(^^)


ではでは。

またメールしますね。

藤井ふみ子

音声配信はじめました

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