子どもとの暮らし

子どものやる気を引き出す「親の役割」とは?

こどもって感情豊かですよね。その分「気持ちの切り替えが難しい」と感じたことはありませんか?でも、親の声のかけ方ひとつで子どもの成長をサポートすることができます!
今回は我が家であった事件から、子育てが楽になって親としての自分にも自信がもてるようになるヒントをお伝えします。

こんにちは!

子どもの生きる力と
家族の助け愛を育む

モノとココロのお片づけ専門家
藤井ふみ子です。


最近うちの長男は
すみっこぐらしに
ハマっています。


そしてお絵かきも大好き。


ですが、このお絵かき!


大きな悩みの種が
あったんです・・・。



長男はお絵かきが好きなのですが、
「かぁかみたいに描けない!」
と、たびたび癇癪を
起こすんですね。


子どもの脳は成長中ですし、
大人とは手先の器用さも違います。


差があって当たり前なのです。


ですが、
「かぁかはたくさん練習したんだよ」
の言葉は全く響かない〜・・・。


楽しく描き始めた絵を、
どこかがうまくできなくて
完成前に放棄する。


そんなことも
少なくありませんでした。
(そして泣く!←これが困る!)


でも、先日のことです。
夕食を食べたあとに
長男がお絵かきをして、
描き終わった絵を
見せにきてくれたんですね。


「かぁかみたいに
 描かれへんかったけど…」

と言いながら。


そこで私は、
あることを伝えました。


すると、長男のなかで
大きな変化があったようで、
今は毎日すみっこぐらしを
楽しく描くようになりました。


さらに
「楽しく描く』という
だけではありません。


今ではリビングのローテーブルに
3歳の長女と二人で並んで座り、
長女がリクエストした
「とんかつ」や「ほこり」を
嬉々として描いています。


長女も大喜びです。


これは全く
想像していなかった
大きな変化でした。


一体、私が
どんな言葉をかけたのか、、、


というと、ほんの一言です。



「かぁかみたいに
 描かれへんかったけど…」


と絵を見せに来た長男に、

「丸い形が上手に描けてるね」

と伝えただけです。


その時、特に何かを
意識したわけではなく、
単純に感じたことを
言っただけですが、


長男のしょんぼりした顔が
パァアー!と明るくなりました。



「ほんま?!」
とめっちゃキラキラしてました。


そこで、さらに

「前は三角のおにぎりみたいだったけど、
 これはすみっこの日本旅行ゲームの
 コマみたいにまるくて可愛いね」

そんな風に、共通の
すみっこのアイテムを出して
細かく表現してみたんですね。



このことがきっかけで、
お絵かきで癇癪を起こすことが
無くなっただけでなく、

失敗しても「練習すればいいんだ!」
と長男自ら練習に励むという状態に
つながりました。


練習するので、もちろん、
以前よりも上手になっています。



どこにフォーカスするか、
本当に大事だと感じた経験でした。


私、このことを振り返って、
ちょっと考えてみたんです。


そこで思ったことを
今日はシェアさせていただきますね。


個人的な視点なので
曖昧な部分や不明瞭な
表現がありますが、

このブログを読んでくださっている
あなたのお役に立てると思います。

無意識にしている習慣や、
あなたの普段の子どもへの関わりを
振り返るヒントにしていただけると
嬉しいです(^^)


私が過去にしていた
長男への対応・・・

「かぁかみたいに描かれへん!」
という言葉に、
「かぁかは練習した」と
返していました。


「かぁかは練習した」と
「丸い形にかけている」を
比べた時、

「かぁかは練習した」

この言葉って、
子どもがむけている
「力量の差」という枠から
外れないんですよね。



「練習が足りない→だから差がある」

という因果関係を
子どもに伝えているだけ。



でも、一方の

「丸い形が上手にかけているね」

という言葉は違います。


長男が意識を向ける先が
「力量の差」から「絵」に
変わったんだと思うんですね。


ちなみに「上手にかけているね」は
今まで幾度となく伝えてきましたが、
受け入れてもらえないことも
多々ありました(苦笑)


今回、長男に響いた理由としては
子どもが頑張って描いたところと
私がフォーカスしたところが
一致したという点があったのかもしません。


子どもが自分の絵に対して
どのように評価しているかという部分が
大きく影響していることは
間違いありませんが、


少なくとも、
今回の我が家の長男のように、

子どもが

「お母さんみたいに〜」

「だれかみたいに〜」

と他人と比較しているときは、
それを強化するような言葉ではなく、
違う方向に意識を向けられる言葉を
かけてあげたいなと思いました。


他人と比べるよりも、
過去の自分と比べる。


「できなかったこと」が
「できるようになった」


このわずかの差に
気づくことができるかどうかで
全く違う未来があります。


そして、子どもは
1人で気づくことは難しい・・・。


こんな時こそ、「親の出番!」



親の一挙手一投足で
子どもの未来に大きな差が
生まれる気がします。


親がもっている信念や思考習慣は、
相当に意識していないと
子どもへ伝染していくものなので、
気をつけていきたいところですね。



日々精進!


今日も明日も、
頑張りましょう!


自分や家族のために
お片づけを頑張るあなたを
応援しています。


藤井ふみ子

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