こんばんは。
子どもの生きる力と
家族の助け愛を育む
モノとココロのお片づけ専門家
藤井ふみ子です。
10月に入り、朝晩の空気が
少しひんやりしてきましたね。
夏の慌ただしさが落ち着き、
家の中で過ごす時間が
少し長くなるこの季節。
ふとした瞬間に、
暮らしや自分を見つめ直したくなる方も
多いのではないでしょうか。
秋は、少し立ち止まって
「今の自分」を感じやすい時期。
窓から入る風や
夕暮れの光のやわらかさが、
「そろそろ整えようかな」と
静かに背中を押してくれるような
気がします。
秋の片づけは、
心にもあたたかい余白をつくる時間。
片づけをしていると、
「過去」と向き合う瞬間が
たくさんあります。
去年のカレンダー、
使いかけのノート、
衣替えのときに出てくる
“もう着ない服”。
それらを手に取ると、
懐かしさや小さな後悔、
「前はこうだったのに」という想いが
よぎることもあります。
でも、片づけは
“過去を手放す作業”
ではありません。
本当の目的は、
「これからの自分を整える」
ことにあります。
もういらない想いをそっと置いて、
「これからの私に必要なモノ」
「大切にしたい時間・人・考え方」を
少しずつ選びなおしていく。
それが、暮らしを通して
“未来をつくる”ということなんです。
片づけを続けていくと、
部屋の風景が変わるだけでなく、
「心の声」が少しずつ
聞こえるようになります。
たとえば、
・本当はもっとシンプルに暮らしたかった
・これを手放したら、心が軽くなった
・自分の時間を、もう少し大切にしたい
そんな気づきが、これからの季節を
どう過ごしたいかを教えてくれます。
無理をして一気に
片づけなくても大丈夫。
秋は、“整える片づけ”に
ぴったりの季節です。
外の木々が少しずつ
色を変えていくように、
自分の暮らしも少しずつ
整えていけばいいのです。
お気に入りのマグカップで
温かいお茶をいれ、
深呼吸をひとつしてから、
引き出しひとつでもいいので
手を動かしてみましょう。
たった5分でも、
片づけるたびに“未来の私”へと
近づいていきます。
年末に向けて、
やることが増えるこの時期。
「早く片づけなきゃ」
「全部終わらせなきゃ」
と自分を追い込むような
気持ちになる方も
多いかもしれません。
でも、焦らなくて大丈夫です。
未来を整えるための片づけは、
勢いや根性ではなく、
静かな決意から始まります。
たとえ疲れていても、
たとえ部屋がまだ途中でも、
あなたがモノを手に取るその瞬間、
少しずつ「これからの自分」が
形になっています。
片づけとは、
自分を責める時間ではなく、
“自分を取り戻すための時間”です。
秋から冬へ――。
季節がゆっくりと移ろうように、
心も暮らしもあたたかく
整えていきましょう。
あなたの「これから」が、
やさしく息づきますように🍂
藤井ふみ子
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