こんにちは。藤井ふみ子です。
12月も半分過ぎましたね。
毎年「来年こそは計画的に!余裕をもって!年末年始を迎えるぞ!」と意気込むのですが、毎年慌ただしいです(笑)
子どもが2人に増えたので、家族が体調を崩す確率も大幅に増えました(^^;)今後は計画は立てるけど完璧に遂行することは諦めようと思います。
さて、今日のテーマは「お片づけは性格?生まれつき?」です。
仕事で名刺交換した時や、子育てサロンのスタッフの方と打ち合わせしているときに時々…高頻度で聞く言葉があります。
「私、お片づけできない性格なんです」
「私、お片づけ苦手で。生まれつきです」
うちのサイトに来てくださっている方は、お片づけ上手な方も、お片づけ苦手な方も両方いらっしゃると思いますが、この言葉、どう思われますか?
実はお片づけできるかどうかは、性格でも生まれつきでもなく、習慣です。
お片づけは後天的に身につくもの!
「習慣」と聞くと、生活のなかの色々な動作を思い出しますね。
赤ちゃんや子どものいるお家なら
「歯磨きの習慣をつけましょう」
「早寝早起きの習慣をつけましょう」
「宿題をする習慣をつけましょう」
なんて言ったりします。
上記は一般的に「良い習慣」。そして、反対に「悪い習慣」と呼ばれるものもあります。
「夜更かし」
「タバコ」
「暴飲暴食」
・・・悪い例で思いついたのがこの3つでした。典型的なダメな大人っぽい~~(笑)
と、冗談はほどほどにして、ここで「習慣」の意味をお伝えすると・・・
習慣(しゅうかん、英: habit)とは、
①日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
②(心理学用語)反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと。
(ウィキペディアより引用)
「長い間そうすることによって」そして、「反復」とあります。
つまり、習慣は後天的なものなんですね。
性格や生まれのせいにする原因は?
私は小さいころお片づけが苦手でした。
母も苦手でした。
というか、まったくお片づけできない人でした(笑)
そして母も「お片づけできないのは性格だ」とよく言っていました。(現在は、私がお片づけの仕事をしているため言いません)
いま思い出してみれば
「お片づけしたら→きれいな部屋」
「お片づけしていないと→きれいじゃない部屋」
という漠然としたイメージはあったものの、どういう状態がきれいな部屋なのか…という具体的な基準は家庭内にありませんでしたし、私も母もお片づけの意味を知りませんでした。
ゲームで例えれば
敵(=お片づけ)の姿が見えないので、倒し方がわからない。そもそも存在が認識できていない。
と言ったところでしょうか?
敵の姿はわからないけど、
モノが散らかったきれいじゃない部屋=片いていない部屋
が目の前に存在している。
「お片づけできていない」ことだけは明白。
でも、残念ながら
改善する方法がわからない!
「性格」や「生まれ」は、一般的に「変えられないもの」というイメージがあるので、「お片づけできないのも性格や生まれつきのせいにしよう!」
という意識が働いていたのだと思います。
でも、本当は性格も自分の意思で変えることができるし、お片づけできない人がお片づけできるように変わることもできます。
正しい知識と手順でお片づけは習慣化できる
ですが、お片づけは習慣です。
習慣なので、「身についているか」「身についていないか」です。
整理収納理論を理解して実行すれば!確実にお部屋はきれいになります。
「お片づけしない習慣」を「お片づけする習慣」に変えるのは、思考習慣と行動習慣の変化が必要です。それらはかなりのエネルギーを必要としますが、「習慣」は反復して行われることで固定化されます。
毎日少しずつコツコツとお片づけすれば(反復)、最初は大変だったお片づけも、数か月後には少ない負担でできるようになるんです。
「性格だから」「生まれつきだから」とお片づけに悩んでいる方は、諦めないでくださいね。
お片づけは習慣なので、知識と手順さえ間違えなければできるようになりますよ(^^)
最初の一歩が大切
実はお片づけサポートに伺うと、思い込みのために一歩踏み出せない方も多くいます。
どんな思い込みかというと、「自分はお片づけできない性格」「生まれつきお片づけできない」という思い込みです。
たいていの原因は、
幼いころから周りの大人がそういう発言をしていた
自分に近い大人が自分を評価した
こんな風に「片づけられないのは性格」と頻繁に耳にする環境で育ったことです。
ママになって「自分の子どもはお片づけできるだろうか」とさらに悩んでいる方もいらっしゃいます。
自分ができないことで自信がなくなったうえに、子どもの未来を考えると不安になりますよね。
でも、大丈夫です。
しつこい様ですが、
お片づけは習慣=後天的なものなので!
スタートは、どんな小さなことでもOKです。
インクが出なくなったペンを捨てるとか、幼稚園や学校の書類を種類別に分けてみるとか。
簡単なことからスタートしてお部屋が変わることを実感すればお片づけを続けるパワーに繋がるので、ぜひ行動してみてくださいね。
「性格」「生まれつき」と諦めていた方でもお片づけできるようになりますよ。
あなたのお片づけを応援しています!