家族に家事を分担してもらいたいとき、どんな工夫をしていますか?
私たちができることのひとつは、「物理的環境のハードルを下げる」こと!
この記事では、週に数回発生する「ゴミ捨て」という家事の負担を減らすためにできることをお伝えします。
こんにちは!
子どもの生きる力と
家族の助け愛を育む
モノとココロのお片づけ専門家
藤井ふみ子です。
昨日は夫が夜中の3時まで家で仕事をしていたので、(お盆休みなのに~…)私も来春から必要になるムスメのランチマットや、キッチンクロス、手ぬぐいを作っていました。
1年ほど前に購入していたリネンのセール生地。やっと使える状態に仕上げることができて嬉しい~~~
モノは機能してこそですね!
さて、今日は我が家の家事について書こうと思います~~!
ゴミ出しは夫が担当
わが家では燃えるごみの日のごみ出しは夫が担当しています。
長男が産まれたときは「玄関にまとめてあるゴミ袋をゴミ捨て場まで運ぶ」という「ゴミの移動」が彼の仕事でしたが、最近は
- 月・木が可燃ごみの日と記憶して
- 家中のごみをまとめて
- ゴミ袋をセッティングして
- ゴミ収集場所まで運ぶ
までしてくれるようになりました!
ゴミ出しをお願いし始めたころは、ただの「ゴミ移動」で大きな顔をしていた夫に超イライラしていましたが、5年かけてレベルアップ!
5年という歳月を「長い」と感じるのか…それとも「短い」と感じるのか…
これは人それぞれだと思いますが、私は
「ようやくゴミ袋設置までできたーー!」
と嬉しい気持ちです!
まだ完全にお任せできるのは可燃ごみの日だけですが、最初から最後まで丸投げできることで、かなり気持ちが楽になりました。
そして、それ以上に嬉しいことは、夫が「今までのゴミ捨てはほとんど家事の助けになってなかった」ということに、なんとなく気づいたようなんです。
なんかスッキリ!ふふふ。
次のステップはプラスチックごみだ~!(心の声)
工夫①ゴミ袋はゴミ箱の底が定位置
いま読んでくださっているあなたならご存知だと思うのですが、
ゴミ袋を取った後に、ゴミ袋をゴミ箱に付ける。
これが意外と面倒なんですよね。
家の外にでる「玄関→ゴミ捨て場というゴミ移動」より、家のなかで発生している「各部屋のゴミ箱からゴミを集めてゴミ袋をセッティングする」という作業の方が時間がかかる…。
ゴミ袋の設置自体は数秒で終わる簡単なものですが、お家のゴミ箱全部となるとちょっとうんざりしてしまいますよね。
余談になりますが、うちは家族みんなめんどくさがりなんです。ゴミ箱までたくさん歩きたくない人ばかり(笑)だからそれを解決するために、ゴミ箱の数が多いのですが、箱が増えれば「ゴミ袋のセッティング」という家事も増えてしまうんですよね。
一方を立てれば一方が立たず。悩ましいところでした。
そんな私が、ゴミ関係の家事を簡単にし、夫の家事参加へのハードルを下げるためにしたことがあります。
それは「ゴミ袋をゴミ箱の中にストックする」という工夫です。
自分でやらずに自分以外にやってもらうために、力を注ぎました(笑)
こちらの写真は、わが家のリビングとキッチンの間にある三角の棚です
↓↓
右下の無印良品の三角トタンボックスがわが家のリビングのゴミ箱。
中にはゴミ袋のストック。適当にたたんだスーパーの袋を入れています。
こうすることでゴミを袋ごと取った瞬間にゴミ袋が目に入ります。「ゴミ袋どこ?」とは聞かれません。
ストックのゴミ袋が別の場所にあると、面倒でからっぽのまま放置されますが、一歩も動かずに取れる場所にストックを収納しておくことで、その場ですぐにつけてくれます。
工夫②動かしやすくDIY
そして、軽い力でもゴミ箱を引き出せるように底にキャスターをつけています。
見えないところだから超手抜き(笑)映えない写真ですみません・・・。
100均のキャスターをマスキングテープでべたべた貼っただけの簡単DIY。
DIYと言えないレベルのDIYですが、このおかげで「引き出す→戻す」が楽になります。重さがある箱をしっかり引き出そうとすると、しっかりしゃがむ必要があるので、これだけで家事への参加のハードルが下がります。
私も便利に使っています
そしてこのゴミ箱はキッチンの横にあるので、洗ったトレーや牛乳パックを乾かすのにもこのゴミ箱を使っています。炊事用ゴム手袋をしたまま人差し指でシンクに寄せられるので楽チン!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「使うモノを、使う場所に」
は収納の大原則!
家事の動作動線を考えてモノの収納位置を考えることで家事の負担を減らすことができます。
家族にも自分にもあった仕組みは家族の家事協力も得られやすいし、自分の作業効率アップにもなります。
子育て中は生活スタイルやモノの使い方が目まぐるしく変わる時期なので、よかったらあなたのお家も一度見直してみてくださいね。
・動作の数
・その動作の負担はどれくらいか?
こういったことをチェックすることで、あなたとあなたの家族にあったお家が作れます。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。
あなたのお片づけを応援しています。
藤井ふみ子