こんにちは。
子どもの「生きる力」と
家族の助け愛を育む
モノとココロのお片づけ専門家
藤井ふみ子です。
新学期スタートのこの時期、
あなたの家では書類が
めっちゃ増えませんか?
子どもの入園入学、進級、
自治体の各種お知らせ‥
私の家も続々と増えています。
私の娘はこの4月から年中ですが、
ラン活(ランドセル活動)関係は
どんどん時期が早くなってますね(笑)
それから、塾とか習い事の
チラシもポストに入るように
なりました。
もしかしたらあなたも、
「変化に対応するために
情報をキャッチしなきゃ!」
という気持ちから、
いつも以上に
「書類を手元に置く」という
決断をされているかもしれません。
きっと、そこには
子どもの成長や家族の生活を
もっと良くしたいという
気持ちがあるのではないでしょうか。
となれば、
家の中の紙が増えることは
ある意味当然のことだと
私も思います。
「片付け」というのは
使ったモノを元の場所に
戻すこと。
ですから、元の場所の
良し悪しで「戻しやすさ」が
変わります。
だからこそ私たちは
戻しやすい場所を決める
「定位置決め」や、
戻しやすい動作で
その場所に固定するための
「収納方法」をあれこれ
考えるのです。
環境によって
片付けやすいかどうかが
変わってくるからですね。
片付けやすい環境を作るための
適切な定位置を決めや
収納用品の工夫が必要ということは
書類も他のモノも共通しています。
ですが実は、書類管理には
他のジャンルのモノの片づけには
存在しない「ある特徴」があります!
この特徴によって
他のものよりも難易度が高いのが
書類の片づけなんですね。
その「ある特徴」とは何か?
それは、
『書類は勝手に手元に来る』
という点です。
服やお皿、おもちゃなどは
原則私たちは自分の意思で
家に入れています。
「欲しい」と思った時には、
まだそれは家の中には
存在しません。
欲しいという気持ちが
膨らんだあとも、
手に入れるまでの
プロセスがあります。
「検討する」
「買う」
「家に入れる」
これらを私たちは自分の意思で、
自分のタイミングでしています。
ですが、書類は違います。
書類以外のモノは
「モノが増える」ことを
事前に覚悟することができますが、
家庭にあるほとんどの書類は、
手元にくるタイミングを
私たちが選ぶことができません。
保険やこどもちゃれんじなどの
「資料請求」は自分の意思でしますが、
その後のダイレクトメールって
すごいですよね。
どんどんポストに
入ってくるわけです。
書類の本質というものは
そこに書かれた「情報」です。
そして、その情報を
「誰にいつ届けるのか」は
発信者側が決めています。
私たちは情報を
一方的に受け取る側です。
当然、こちらは予測して
いないわけですから、
書類が手元に来たその瞬間に
片付けに費やせる時間は
限られています。
つまり、書類が
片付けられない原因は
私たちに与えられた時間が
短いから!
わずかな時間に書類を適切な形で
処理することが難しいから、
DMや学校のお便りがテーブルや
キッチンカウンターに
積み重なってしまうのです。
「仮置き」の判断をしやすいのが
書類というモノなんですね。
手元に書類が来た瞬間。
ポストを開けた時、
子どもが小学校から帰ってきた時。
一人暮らしならまだしも、
子育て中の私たちには
書類の処理よりも他にたくさん
やるべきことが山積みです。
私もいま7歳と4歳の
子どもがいます。
子どもたちと一緒に
家に帰ってきた時に
ポストから色々と取り出しますが、
書類確認よりも手洗い、うがい、
荷物の片付けの方が優先度が高いです。
仮置きした書類を処理する
時間は自分の意思で取れますが、
「手元にきた瞬間」ときに
多くの時間を書類の処理=片付けに
費やすことはそう簡単ではありません。
そして、
「情報を受け取らない」という
選択を全ての書類にすることは
現実的ではありませんよね。
学校や幼稚園に
「お便りは要りません」なんて
言えないわけです。
なので、書類をスムーズに
管理するためには、
「わずかな時間しかない」ことを
前提として対応することが必要です。
では、具体的にどのように
対応していくのか?
今回長くなったので
それは次回お伝えしますね。
それでは!
今日も読んでくださり
ありがとうございました。
自分や家族のために
お片づけを頑張るあなたを
応援しています(^^)
藤井ふみ子